夢だけじゃ 夢だけが

恋することが世界の平和♡

ミュージックステーションウルトラFesでのジャニーズの事。

 ここのところブログに書きたいと思う事があってもなかなか容量を得ない内容になってしまい書いては消してを繰り返していた。もともと文才があるわけではないので今更関係ないのだが自己満足でもいいものを書きたいと思いたくなってしまう。そんなことで結局なにも更新できていなかったのだが、せっかくミュージックステーションスペシャルが放送されたので番組を通して感じたことを書こうと思う。それにしてもアーティストが一堂に会する番組というのは、たしか6、7月くらいにも別局で放送されていたと思うが何故か年末感があり1年をかけて3度ほど年末を体験したような気がする。もちろん気のせいなのだが。

 

 まずはやはりジャニーズのグループが自分たちの曲を披露しながらメドレーとして披露したコーナーは観ていてとても面白かった。簡単にグループの年代によってわかれていて、私は主にパート2、3としてくくられていたグループに興味がある。パート2のグループはKAT-TUN関ジャニ∞、NEWS、タッキー&翼だった。昔は嵐以外のグループの楽曲はほとんど聴かなかったのだが最近はそこそこ聴いている。しかも今回の番組で披露された楽曲はそれぞれ代表曲だったのでさすがに知っていた。それでも各グループの歌っている姿というのは食いつくようには見たことなかったので今回Mステスペシャルはとても目新しく面白かった。そして、特にその中で私が気になったタレントが何人かいた。

 

 まず1人目は関ジャニの村上君だ。

 ジャニーズといえばバラエティー番組にレギュラー出演することも珍しくなく、そこでの活躍の場を広げているタレントも多い。しかも関ジャニは嵐と同年代のタレントもいる上に、グループとしても仲が良いため嵐の番組にゲストとして出演する機会もそこそこあった。そのためかあまり他グループに興味のなかった中でも馴染みがあった。しかも、半年前くらいからやっと巷で人気の『月曜から夜更かし』を認識し、村上君のことをほかのメンバーよりも定期的に観るようになっていた。だからなのか、関ジャニ∞として歌を披露する村上君を観たとき感動してしまった。『夜更かし』の中で村上君はファンが少ないというのが鉄板ネタになっているのだが、私は関ジャニを応援するとしたらおそらく村上君のファンになると思う。実際関ジャニの中でのファンの数の差というものの有無や、あったとしたら誰が人気なのかというのは分からない。しかし、村上君はかっこいい。

先ほども記したがジャニーズのタレントの活動の幅は広くなる一方で意外な場所での活動も増えた。しかし、それでもバラエティーで活躍するメンバーというのはアイドルとして舞台に立った瞬間とのギャップが一番大きいと感じる。しかもグループの冠番組ではなく一個人として出演している番組で活躍していることが条件だ。理由は自分が追いかけていた嵐のメンバーが個人でバラエティーの場で大きな活躍をすることが少なかったからだと思う。だから村上君の『夜更かし』でのマツコさんとのやりとりなどがとても面白いのに、音楽番組で歌を歌っているというのが信じられないのだ。「ギャップ萌え」とは最早死語とも言える物ではあるが、結局のところ「ギャップ」は最強の武器なのだと感じてしまう。ひたすら笑顔で踊るわけでもないが、所々笑って楽しそうな姿を披露しつつその場を楽しんでいる村上君はとても気になる一人だ。あと偶然だが、村上君の顔がとても好みな点も追い打ちをかけたと思う。村上君の眉毛は男前でありつつも目元はやわらかく、そのバランスがとてつもなくかっこいい。

 

 そして同じくバラエティーで活躍しつつもアイドルになった瞬間のギャップが魅力的なタレントがもう一人いた。NEWSの手越くんだ。

 毎週日曜の楽しみと言えば夜19時からの『鉄腕DASH』と『世界の果てまでイッテQ』だが、私は『イッテQ』での手越くんしか触れたことがなかったため歌う手越君の魅力を知らなかった。男性アイドルというと歌っている姿も「アイドル」つまり演じているという印象を感じるのだが、実際は見ているとそれぞれ緊張している素振りを見せつつも自由に楽しく歌っている印象が目立つ。その笑顔も言ってしまえば「作り物」なのかもしれないが、それでもこの人この瞬間は素の笑顔だと画面越しでも感じられることがある。私はこの感情はどのアイドルでも当てはまると思っていたのだが、今回手越君の歌唱シーンを初めて見た時そのルールが覆された。私は手越君のことを詳しく知らないので彼にとってあの瞬間でさえも「素」だったのかもしれないが、彼のひたすら「アイドル」に徹する姿というのがとてもかっこよかった。アイドルとはいえ常にキメ顔で歌っていたり、甘い笑顔で踊っているわけでない。でもたった一曲だったがあの場で手越君はそれをやっていたのだ。ひたすら「アイドル」を演じることはある意味かっこつけることである。この「全力は美」という言葉が冷やかされる時代に彼はひたすらかっこつけていて、演じ通していたのだ。庶民的な笑顔を見せるアイドルは多いが、アイドルの笑顔を貫き倒せるアイドルは実は少数なのではないか、そして手越君はその貴重な一人なのではないかと思った。

 

 本当に今更なのだが、真っ黒でキラキラの衣装を身にまとったグループの隣にカラフルな柔道着で笑うグループがいて、更に横には真っピンクのコートを着たグループがいると思ったら、王子様のような真っ白の衣装を着たユニットがいる。このちぐはぐ感がとてつもなく面白くて通用してしまうのがジャニーズなのだと、そして改めてジャニーズという組織の面白さを感じた。