夢だけじゃ 夢だけが

恋することが世界の平和♡

V6岡田准一くんを応援していく上で発覚した個人的問題について。

 最近読んだ漫画にこんな引用があった。

 

歴史は単なるゴシップにすぎない。

 

イギリス(現アイルランド)の劇作家、小説家のオスカー・ワイルドの言葉だそうだ。大学時代、彼のことを知る機会があり何作か作品を読んだ。『サロメ』『幸福な王子』などで有名な作家だが、作品を読み、彼の事を知った印象はちょっと陰鬱な人だななんて思っていた。しかし、この言葉をどういった経緯で言ったかはわからないが、言葉悪く言えば歴史を軽視するような発言に「いいこと言うわ~」など思った。

なぜなら私は歴史、特に日本の戦国時代あたりの歴史がとても嫌いだからだ。

 

理由は簡単で、難しい言葉と漢字の多い名前が多用されているのにもかかわらず、何年に起こった出来事かを年代つまり数字も合わせて覚えなくてはいけない点に中学時代苦しめられたためだ。それからなるべく歴史に触れずに生きている。読書も好きだが、歴史小説だけは絶対に読まない。以前、好きなアニメキャラクターのプロフィールにお気に入りの本として司馬遼太郎の『坂の上の雲』が挙げられていた。好きなキャラクターが読んでる本を自分も読んでみたいという気持ちから図書館で入手し読み始めた。2ページで終わった。

 

 しかしまぁ学生ではなくなった今は常識の範囲内の歴史上の出来事を知っていればいいだろう。そんなことより今2015年を生きる自分が知るべき歴史はV6というグループのことだと意気込んでいた。過去のV6の曲を入手し、レギュラー出演しているTVをチェックし、ラジオのスケジュールを確認する、と着々と勉強が進んだ。そんな折に岡田君が出演した映画やドラマをすべて観ようと決めプロフィールを確認することに。『木更津キャッツアイ』や『東京タワー』は嵐のメンバーも出演しているため以前に観たことがある。『図書館戦争』は原作の有川浩先生が大好きなため、実際に劇場に足を運んでいた。自分が観ていない作品からと決めた。やはり岡田君といえば『SP』シリーズで活躍していたイメージが強かったため『SP』。そして金城一紀さんの原作を読んだ記憶があったため『フライ,ダディ,フライ』と目星を付け観る。そしてそんな作業をしていくうちにとあることに気が付いた。

 

特に近年の作品になるのだが、異様なほど出演する作品に「歴史物」が多い。もともと岡田君自身が歴史に興味があるということは知っていた。しかし、浅はかな自分はそれがなぜかということまでは考えていなかった。思えば高校、大学時代、自らの趣味の世界においても歴史物を避けてきた。それで何も不自由することはなかったし、気にすることでもなかった。それが今、奇しくも自分の好きなタレントの出演作に自分の嫌いなジャンルが多いという大きな壁に直面することとなってしまった。岡田君が出演した歴史物で有名な作品といえば昨年放送された『軍師官兵衛』だろう。自分は数年前松山ケンイチさんが好きでもあるため『平清盛』を観ようとして15分で諦めた過去がある。

 

さてどうしよう。