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ayumi hamasaki Just the beginning -20- TOUR 2017 ベイシア文化ホール

<ネタバレ注意>

 宇都宮公演の翌日は続けて群馬公演に参加しました。同じ会場で2days続けてライブっていうのはよくあるけど、違う会場で2日続けては公演数が多くないとなかなか実現しなくて。群馬は地元だけど、一座と一緒に移動してるみたいでなんだか不思議な感覚でした。

 今回のツアーが60公演というロングツアーだと発表されたとき、群馬もあるかな...。とか多少の期待はしていたのですが、実際に第三章のスケジュールに含まれていたときは本当に本当にうれしかった、と同時にそんな自分に驚いていました。

ずっと自分の住んでいる土地が嫌いで、その気持ちは今もあるんだけどあゆが来てくれるという事実はものすごく嬉しかった。「実は自分は地元のことが好きだった?」とかいろんな事を考えてみたけど、結局今もわからないままでずっとこの気持ちの矛盾の正体はわからないままなんだと思う。

 

 公園前々日も、公演前日もめちゃくちゃ天気がよくて、ライブ楽しみだなぁとか思ってたら公演当日はめちゃくちゃ曇天。曇りじゃなかった、まさに曇天だった。

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今にも雪が降りそうな空


本来晴れていれば赤城山が綺麗にみえたり、さびれた街並みも多少明るく見えるはずなのにこの日はすべて灰色になってしまったかのような暗さで、意味もなく気分も落ち込みそうな空気が漂っていました。

和歌山公演の際にあゆが「素敵な街」と言っていたり

群馬公演より後だけど、富山の雪山に感動したり

いろんな土地に感動している姿を見ていると私もとても嬉しい。(あと羨ましい!)前日の宇都宮公演でも「餃子がおいしかった!」と興奮していて。だからこそ群馬になんにも魅力を感じてもらえなっかたらどうしようという気持ちもあって。

 

でも、ライブがはじまってあゆが「すごい歓声でびっくりした、群馬どこにそんなパワー隠し持ってたん?!」と言ってくれたのが嬉しかった。

「大事なのは、場所でなく人」というメッセージを込めた2016年のMADE IN JAPANツアーのことを思い出してた。

 

 2日続けてのライブにいくら隣の県とはいえ宇都宮から群馬への移動なんかも含めたら体力使うんじゃないかと、あゆの体調も心配していたんですが何故か前日の宇都宮公演よりあゆの調子がよさそうで。アーティストって不思議だなぁって思いました。

「Last minuit」の間奏を宇都宮公演では歌わないという機転の利かし方に感動していたのですが、1月5日の大宮公演に参加した際はあえて歌っていなくて。他の公演のことはわからないけど、群馬公演ではしっかり歌い上げていたので、結構貴重だったんじゃないかと思います。

2回目でも「FLOWER」から「oursleves」への移り変わりはめちゃくちゃかっこよかった。「FLOWER」の歌詞の通り花が散り「oursleves」のセットが出てきたとき瞬間は一生忘れないと思う。

ちなみに今回のツアー全体を通して宗教、とりわけ「キリスト教」の要素が結構使われていて。高校、大学とクリスチャンの学校に通っていたので自分としては馴染みがあったのですが、高校時代もうちょっとまともに聖書の授業とか受けておけばよかったと少し後悔しました。(笑)

 

第三章はライブ全体として明るい雰囲気があって。今年はカウントダウンのライブがなかったけど、代わりに第三章がカウントダウンで感じるような明るい未来を暗示するようなライブだったという印象を受けました。

 

宇都宮公演のあとだけど、思わず呟いてしまった。

  あとMCで昨日の宇都宮公演もすごい盛り上がりだったけど、群馬もすごいと改めて言われて。それは嬉しいけどやっぱり北関東はヤンキーいっぱいいるからだと言われ、言い返せない・・・(笑)

でも、小さなホールだとあゆだけじゃなくてダンサーさんとも距離が近くて。この日の公演はダンサーのmidoriさんやZINさんがハイタッチしてくれて嬉しかった。midoriさん両手でみんなの顔見て丁寧にハイタッチしてくれて、あゆがmidoriさん大好きなのわかる!ステージ上の姿ももちろん素敵だけど!

 

 あゆが最後に「また絶対来るからそれまで笑顔でいてね」と言ってくれて。私もあゆに「また」群馬に来てほしいな。

 

それとライブ前あんなに曇天だったのに、家に着いたら晴れていて月がめちゃくちゃ綺麗に輝いてた。

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 あゆ、群馬に来てくれてありがとうね。