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ayumi hamasaki Just the beginning -20- TOUR 2017 宇都宮市文化会館

<ネタバレあり注意>

 Just the beginning-20- TOURも第三章。なんだか、第一章の頃が少し懐かしく感じます。

 第三章、一公演目は宇都宮市文化会館でした。

会場は名前から宇都宮の駅前にでもあるのかと思ったら意外と最寄り駅は宇都宮駅じゃないし、結構田舎の街中にあってびっくりしました。

 

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 12月の上旬だったため、会場周りは綺麗な銀杏の葉で絨毯が出来ていて季節を感じました。会場内も綺麗で色んなホールの会場に出入りしたけど、ホールってアリーナとかより厳粛な雰囲気があるように思います。ライブ後自分の残したメモを見ていたら、この日の公演メモに「床ふかふか」と書かれていました。

ちなみに、時間があったので隣接する図書館に入ったらロビーの特設展示に「日本のあゆみ」と題して歴史の本がたくさん並んでました。写真こそ撮らなかったけど、「あゆみ」にどこか運命的なものを感じてました(笑)

 

この日の宇都宮公演は自分のなかでとても特別で、なぜかというと・・・

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という席だったから。

生まれて初めてライブの一列目を体験しました。今までで一番浅い番号は2012年のツアーで4列目、物理的な距離は第一章の横アリかなと思います。

だから、番号も浅くて距離も近いこの日の公演は本当にドキドキで。

しかも、真ん中辺の席だったので常にあゆとの距離2mという。

もちろんどんなライブ、どんな席でも大事な一つ一つの思い出ですがやっぱりこんな席でのライブはもしかしたら二度とこないかもしれなくて。大好きな人の近くに寄れるって単純にハッピーな気持ちになれるなって思いました。好きな人のパワーって凄い!と柄にもない事を感じてました。この日のライブのために、1年半切らなかった髪を切って、2週間風呂上がりにフェイスマスクをして、ライブ前夜は9時間しっかり寝て万全の状態での参戦しました。

 開演前、席に着くと同列の数席横に5、60代のご夫婦がいて、最初は代理で来たのかなとか思ってたら開演が近づくにつれTシャツに着替えペンライトを出し準備万端な姿に。本当に色んな人があゆのライブには来ているんだなと思った瞬間でした。ちなみに周りのお客さんが結構みんな訛っていて、本来違う地方のはずの仙台のほうが標準語に近いと思えたくらいでした。栃木の訛りってアクセントやイントネーションが独特な気がします。

 

 第二章は静かでパワーを内に秘めたような深いブルーのような印象のライブでしたが、第三章は「I am...」からスタート。今回のツアー毎回、一曲目が意外な選曲で悔しい!(笑)

2016年のMADE IN JAPANツアーで歌うかなと思っていた一曲だったのですが、選ばれず。私がファンになる前、同タイトルのアルバムを提げたツアーで一曲目を飾っていてそれがとても印象的でした。

でも、いつかの昔(DVDで)聞いた「I am...」は浜崎あゆみの曲だったけど、今回聞いた「I am...」はなんだか自分のために歌われているような印象を受けました。それにしても、この曲がリリースした2002年ってあゆが24歳の頃だったんですね。ちょうど今の自分と同じくらいの歳だということを後日気づきました。

 

 3曲目にA song for xxを歌ったのですが、ティミーと向き合ってイントロのコーラスをハモるあゆがめちゃくちゃカッコよくて。私の言葉だけじゃなかなかそのかっこよさが伝わらないけど、あゆが第三章始まってすぐにツイートした

この写真見てもらえればわかるかなと思います。しかも、歌ってる最中あゆが足でリズムをとっていてカッコ良さが倍増。浜崎あゆみに惚れ直しました。

 

 それと、この日の公演で気づいたことがもう一つ。

Last minuteのときかな、一瞬あゆが声を出しにくそうなうまく声が伸びていかなくなった瞬間があって。そのときあゆがめちゃくちゃ悔しそうな表情を見せていて、こういうのは近くでないとわからないなと。

でも、私が浜崎あゆみ凄いと思ったのはその後で「声が出ないかも」となった瞬間あゆが涙を堪えたような素振りを見せたんですね。多分、私が後方の席だったら「声が出ない」ではなく「あゆが涙を堪えてる」と思ってたと思います。言ってしまえば、「声が出なくなった瞬間」を「涙を堪えるような、声が出ないのではなく言葉に詰まったような演技」でカバーしたということなのだけど、私はそれに気づいた瞬間物凄くゾワっとして。ゾワっとするというとネガティブな意味合いになっちゃうけど、昂ぶっている中のめちゃくちゃ冷静な部分のあゆを感じて。あゆは多分私が思うよりずっと冷静に、自分の身体と声に向き合ってるんだと思いました。浜崎あゆみのプロの部分が垣間見れて嬉しかった。浜崎あゆみの意地でもあるのかもしれない。

それに私はずっと浜崎あゆみって不器用な人なんだと思っていて。でもなんか先日の千葉公演の時から、あゆってそんな「ザ・不器用」ってわけじゃないんじゃないかと思うようになって。もちろん人間だから全て完璧にっていうのは不可能だけど、こういうステージ上での機転の利かせ方とか凄いと思うし、あんまり「あなたは不器用だから!」とか言わないほうがいいような気がします。

そしてそういうことはやっぱり「近さ」がないとわからないことだから、貴重だなぁと感じました。

 

 ライブ中、私の隣でずっとカメラマンさんがカメラで撮影していて。おそらくスクリーンに映る映像を撮ってたカメラなんですが、そのおかげであゆとめちゃくちゃ目が合うような感覚を体験できました。ただ、あゆがカメラを見ていると気づいてからは私のファンサも私のために向けられたあゆの目線もカメラに盗られてしまったような感じで少し悲しかったです。

でも、アンコールの「Love song」のときこちらを見てくれた目線は私のための目線だったと思う。理由はないけど!(笑)

ライブ中コーラスのティミーが客席に降りてくる演出があったのですが、通路側だったのでハイタッチしてくれました。ティミーの手あったかくて柔らかくて優しい手だった。

 

それと今回のツアーではファンクラブサイトでキーワードを入れ感想を送るとプレゼントが当たるというイベントをやっているのですが、宇都宮公演のキーワードは

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でした。あゆも餃子食べたって(笑)