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ayumi hamasaki Just the beginning -20- TOUR 2017第2章 市川市文化会館

 第2章、2回目の参加ライブは11月21日の千葉県市川市文化会館でした。都内とか埼玉神奈川でライブって結構あるけど、千葉でライブって珍しい気がします。アーティストによっては幕張メッセとかで開催する人もいますが、あゆは多分やったことないんじゃないかな。私は何年か前に幕張メッセのライブに行ったことがあるのですが、会場まで凄く遠く感じた思い出があります。だから市川市だけど群馬から遠いのかなぁとか思ってたら、意外と行きやすく。しかも会場最寄りの駅降りてすぐ商店街があったのですが、そういう風景がローカルな感じがして会場までの道のり歩いていて楽しかったです。小学校とかもあったかな。

 

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大宮に引き続きここでもスケジュールの中にライブのことが。ここはサブタイトルまできっちり書かれてますね。

 

いつもなら同じツアーの2回目の参加となると少し心に余裕が出来て、1回目じゃ見きれなかった聞けなかった細かいところまで見て聞いていくぞー!みたいな心境なのですが、この日の千葉公演だけは違いました。

それはこの千葉公演が「中止になった仙台公演の次の公演だったから

本来11月17日に東京エレクトロンホール宮城でライブが開催されるはずでした。でもこの日あゆが急性気管支炎になってしまい急遽ライブは中止に。

今までもあゆが体調を崩してしまったり、天候の影響だったりでライブが中止になったことはあります。本ツアー中でも時にはあゆの喉の調子があまり良くなかった日があったと思います。でも、仙台公演は開場もして、開演までのアナウンスもされ誰もが開催中止になんて疑わなかった。そんな中での突然の中止。私は仙台公演に行かなかったので実際にライブに参加される方の気持ちを100パーセント推し量ることはどうしても出来ません。でも、やっぱりそのニュースが飛び込んできた時どうしょうもない気持ちになったし、だからと言ってあゆを責めるなんて出来ないし。というか、許せる許せないとか、良い悪いで審判することでももちろんないわけで。でも、ただやっぱりやり場のない気持ちってこういう事を言うのかななんて思いました。

だから、仙台公演の次の千葉公演が開催されると聞いたときはやっぱり色んな感情が渦巻いて不安も感じました

そんな中、一緒にライブ参加する予定の友達がこんなインタビュー記事を教えてくれて。 前は「太く短く」でもいいじゃんって 思ってた宮本さんが、今は「一日でも長く歌手を」って思うんだそうです。だから煙草はやめたし、お酒も少ししか飲まないし。

この記事の後半の、

「やっぱり健康でいなきゃいけないし、熱量もなきゃいけないし、気持ちも一つじゃなきゃいけないし。実は当たり前のことだから、逆に超えていかなきゃいけないハードルも結構あって…練習したいですね。みんなでとことん。音を出すとやっぱり会話以上の何かがそこにありますから」

 ってお話しすごくいいなって思って。健康も熱量も気持ちも持ってなきゃいけないしそれを全部両立するってすごく大変なんだろうなって。しかも当たり前のようにそのすべてを求められるんだろうし。でも、友達が「あゆも絶対出来るはず」って言ってて。確かに私もあゆに出来るようになってもらいたい。ファンだからあゆにも「一日でも長く歌手でいて」って当然思うし、やっぱりすべてのバランスを取りながら続けた人にしか見れない景色ってあるんだと思う。だから今すぐじゃなくてもいいから、出来るようになってほしいなって思いました。そんでその先の景色みてほしい。

 

ライブ会場に入って席に向かうとき友達が「今日は五曲だけでもいい、一曲でも!開演できなくてもいい」って言っててつい笑ってしまったけど私もその時は本当にそれくらいの覚悟でいました。

でもそんな覚悟も杞憂に終わるくらい、ちゃんとライブは始まって元気になったあゆが出てきてくれました。

ライブ前私はやっぱりこういうタイミングでの公演だから、何か違う曲でも合間に挟むのかなとか予想していたんですが、この日の公演もほかの会場と全く同じ曲を歌って。私はそれがすごく嬉しくて。なんていうか、ファンの中の空気はやっぱり多少ざわざわしてたけど、当のあゆはものすごく冷静でいるというか、それはやっぱりステージに立つ人としての責任とかあるからだろうけど、普段と変わらないあゆがステージにいることが何よりうれしかった。

第二章のセトリに『Free&Easy』が入ってるんですが、私はこの日の公演の「いつの日もここにいる」って歌詞が異様に響いて。あゆはちゃんとここにいる。中止になった仙台公演からたった数日なのにものすごくあゆが離れた場所に行ってしまったんじゃないかって思ってたのかもしれない。ちなみに友達は「負けないでって声がする」って所から、その日の前々日エレカシのライブでの「負けるなよ!」って言葉が頭の中で聞こえたんだって。別のアーティストの言葉や音楽が、また別のアーティストの言葉や音楽を聞いて自分を通して呼応するってすごい。羨ましいなぁ。

 

 この日MCでも歌っている最中でも迷いを見せなかったあゆが最後のあいさつで「今日本当は少しだけほんの少しだけ不安があった」と話してくれて。でも私はこのライブであゆに「絶対大丈夫だよ」って言うつもりで参加していたのに、終わってみたら私があゆに「大丈夫だよ」って言われたような気がしました。

 

 それと、仙台公演からの数日間ほんとに友達から「エレカシもこういうことがあって」と教えてもらって勇気づけられて。でも思い返してみたら私が好きなゆかりんだって、ステージに上がること歌うことに戸惑いを感じていたけど、また戻ってきてくれたじゃんって。ゆかりんも本当は17歳だけど、41歳でもあるし。しかも今年20周年なんだよ。あゆは19とか20でデビューしてなんか周りの同年代はもっと若いデビューな気がしてあゆは遅いような気がするけど、ゆかりんは20過ぎでデビューしたわけだし。だからものすごく真逆の両極端に感じられても、何かつながっているのかもしれないのかなって思いました。

 それと後日数週間して、とある芸人さんのラジオ聞いてたらその芸人さんも気管支炎になっちゃったんだって。やっぱり流行ってみたいだし、だからなんだって話しなんだけどその時にしかわからないことがあるように、その時じゃわからないことって絶対あるんだと思う。