ayumi hamasaki Just the beginning -20-TOUR 2017 第二章 大宮ソニックシティ
今年のあゆのツアー60公演というロングツアーですが、ツアーは第一章から第三章まで3つに分けられています。第二章、10月27日(金)の大宮ソニックシティ公演に行きました。
自分としては第一章から約4ヶ月ほど空いての第二章。一章との繋がり、何を歌うのか、バンドはいるのかとにかくいろんな事が予想もつかず。ライブという楽しみからくるドキドキとは違った、ソワソワする気持ちも今回はあり。
しかも、本公演ファンクラブ先行でも他のチケットサイトでも全く手に入らないプレミアチケット。そんなチケットを友人が当ててくれました。かつてジャニヲタ全盛期だった時に言われた「チケットは運と人脈」という旧友の言葉を思い出さずにはいられませんませんでした...。
当日券があるから嬉しいと言いつつ、売り切れたら嬉しい気持ちも本当です。
個人的に 大宮ソニックシティは初めてでした。元バンギャの友達が大宮ソニックシティに行ったという話をしていたので、ずっと会場はスタンディングのライブハウスだと思ってました(笑)名前も「大宮ソニックシティ」ってライブハウス感あるじゃん..!(全てはZepp Divercityのせい)
ホールにしては多めのキャパ数で約2500席。私は二階席の真ん中へん、入り口近くでした。
公演当日は平日の金曜日。19時という開演時間からか、ホール内の出入り口を見ているとスーツ姿で駆け込んでくる人もチラホラ。なんだか普段のあゆのライブではなかなか見れない光景で新鮮でした。みんなそれぞれの現実を歩みながら、この瞬間だけはあゆのステージに熱狂する。見ず知らずの人と同じ瞬間同じものへ感動するってなかなかないですよね。しかも、アリーナクラスの大きな会場だと周辺飲食店とかが開催されるライブに合わせて歓迎ムードでお店のBGM変えたり看板書き換えたりするのが、ホールだと周辺歩いても「あゆ」の「あ」の字もなくて。逆にそれが新鮮でした。ライブの空間は非日常の連続だけどそれは、社会、生活、街なかの延長線上に存在してるみたいな。あと何も知らずに通り過ぎる人たちは知らないだろうけど、あのホールのなかに浜崎あゆみいるんだぜ?私(たち)だけがその事実を知ってるみたいな背徳感が変な高揚感をもたらしてたのかも。
面白かったのでこれも思わず撮りました。様々な催事ごとの1つとして並べられる「浜崎あゆみコンサート」の文字。「ライブ」じゃなくて「コンサート」表記も新鮮。
9月のパシフィコ横浜から開催された第2章の公演はバンドなしの音源にてのライブでした。第2章のツアー前にあゆのギターを長年勤めてるよっちゃん(野村義男さん)が第2章が開催される日程では自身のツアーと重なっている箇所があり。あゆから第2章が始まる前に今回はバンドがいないことが発表されました。昨年のTAツアーでもバンドさんは一部分のみの出演でしたが、初めから最後までバンドなしのライブは初めてで。どんなにポップな曲を歌ってきてもバンドさんが必ずいたのでどうなるのだろうという不安も少しありました。でもa-nation終わりにバンドさんが音源を新録してくれたというあゆの話通り、ファンならわかるような曲のアレンジなんかもあってあゆとバンドさんの信頼関係を感じました。よっちゃんは愛媛公演を観にきてたらしい。
第1章はツアーにサブタイトルがついていませんでしたが、第2章は「sacrifice 」(意:生贄)というタイトルが付いていました。なかなか不穏なタイトルで、第3章にポジティブタイトルでもつけば安心出来るんだけど、、、とか思ってました。結局第3章もサブタイトルなかったけど。
サブタイトル通りライブ自体は少し暗い印象を受けました。それでも一曲目の「alterna」は本当に意外な選曲でびっくりしました。最初の特徴的なイントロを聴いても、興奮と驚きでタイトルがなかなか出てこなくて。それくらい予想外で。第1章が「ourselves 」で第2章が「alterna」って。あゆのライブの一曲目って毎回覇気と熱がすごいなぁって思うんですけど、今回はどちらかというとクールでそのパワーを体に秘めてるような。
個人的には「how beautiful you are」が聞けたのは嬉しかったです。元々アルバム「Party queen」が好きっていうのもあるんですが、この曲綺麗でいてあったかくて。
去年一昨年とホールとライブハウスが混ざったツアーはやっていたのですが、ホールだけのツアーは初めてで。
私はきっとアリーナはアリーナ、ホールはホールとして全く違ったライブをやるのだろうと予想していました。でも、実際大宮公演をみて、凄くアリーナツアーに近いものを感じて。というかアリーナのライブをホールにも持ってきたという印象で。でも、だからといって全く同じとかではなくてやっぱりホールならではのお客さんとの距離の近さを使ったコーナーや演出がなされていて。ホールと浜崎あゆみの相性って私が思ってた以上に良いのかなと感じました。
これを書いてる時点では第3章も始まって、ツアーも40公演終わっていて。自分が参加できるライブも第3章での大宮ソニックシティ公演だけで寂しさを感じています。でも、来年の沖縄公演まできっちり走りきり、ツアーを終えられることを願っています。